試合レポート


【2008年5月4日 Div2 鶴見緑地グランド】
 履正社FC 1 − 3 FCグラスポ


大阪勢同士の戦い、両チーム共意地のぶつかり合う好ゲームを期待したが、ピッチコンディションが悪くパスワークが発揮できない。
ロングボールを多用する大味なゲーム展開となった。
履正社が前半立ち上がり早々、右サイドを崩しゴール前で決定機を作ったが シュートはゴール右に外れた。
その後、膠着した試合となったが、40分 履正社 No.10 MF 河井が2枚目のイエロ ーカードを受け退場処分となり試合が動いた。
前半のロスタイム、グラスポNo.11FW 米田の左サイドからのクロスボールに No.14MF 楠田がうまく合わせてグラスポ1-0で前半を終了した。
後半は立ち上がりから履正社が数的不利を感じさせない攻撃で、5分左コーナ ーキックを得たが、このクリアーボールを逆にグラスポがカウンターNo.6のタイミングの良いスルーパスが中央で決まり、No.11が落ち着いてゴール左隅 に決めグラスポが2-0とリードした。
しかし、後半22分、履正社が見事攻撃を見せた。左サイドを崩した後の二次攻撃でNo.14 DF 横山が右サイドをドリブル突破クロスボールをNo.11 FW 岡本 が決めて2-1とした。
その後、攻勢に出た履正社だったが、24分、またもグラスポがカウンターからNo.6 MF 赤堀 のスルーパスにNo.14が反応、ディフェンダーをうまくかわし 3-1と試合を決めた。

【今日の試合について】

 
履正社/高祖監督:
人数一人減の状況で、そのまま耐えることができれば後半には望みがあった。が、前半0-1の状態で挽回ができず最大の敗因となった。
後半15分くらいはフォーメーションも変え、チャンスも訪れたが得点に結びつかず2-0と更に不利に。その後1点を確保することはできたが、次の展開に繋が らなかった。

 
FCグラスポ/渡辺監督:
1,2節の苦戦を教訓に今日は「前から」というコンセプトでゲームを戦った。

 
FCグラスポ/No.14 MF 楠田選手:
自分達のミスで危ういところもあったが、前半の終わりあたりからペースを掴み、キメの場面で決めることができた。

【5節に向けての目標】

履正社/高祖監督:
学生なので浮き沈みがあり、またメンバーが毎回変わっている状況。
しかし自分達はそういった性格のチームなので、出場メンバーがそれを理解し頑張ってもらうしかない。
特に1年生など経験が無い生徒については、場を踏んで慣れてもらう必要があるので今が我慢のしどころだ。
4節までの結果を踏まえて、再度士気を高めて行きたい。


FCグラスポ/渡辺監督:
2連勝というこの波を出来るだけキープして、今の戦い方を崩さないように、どこまで行けるかどこまで出来るか、
を一つの目標にしたい。

 


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