第10節、Div.2 の首位争いは梅雨の長雨までも止める勢いで双方ともに一歩も譲らない好ゲームを展開し、その足跡をリーグの記録に記した。
滋賀FCは、3分にNo.11 FW 岩田、4分にはNo.20 MF 保田のシュートと序盤から積極的な攻撃を見せるが、いずれもゴールを外してしまい主導権を握るまでには至らない。
12分にNo.10 MF 橋爪が顔面にボールを受けペースを乱す間に、HIRAの攻撃が実を結び27分、No.9 FW 高内がゴール左に先制点を決める。
勢い余り両チームにイエローカードが切られる中、37分、HIRA No.11 FW 原ノ園が担架で退場。HIRA1-0のまま前半を終了する。
後半、勢いを取り戻したHIRAは、後半2分、No.19 MF 橋元のフリーキックから繋いだNo.11 FW 原ノ園が、2点目となる正面からのゴールを決める。
滋賀FCは、4本を数えるシュートがいずれも決まらず若干の焦りが見えるも12分にPKのチャンスが訪れる。No.11 FW 岩田が待望の1点をモノにし、流れが変わった。
ボール支配率が滋賀FCに移り、勝ち点首位の意地を見せつける。
後半トータル9本に及ぶシュートを打つ中、35分、No.6 MF 前川のFKからうまく繋いだNo.20 MF 保田が2点目のゴールを決め、2-2の同点とする。その後は両チーム一歩も譲らず、試合終了のホイッスルが鳴り響き、見ごたえのある試合を終了した。
【今日の試合について】
滋賀FC/衛藤監督: (→動画もご覧ください)
ミーティングで守備的な内容を話してしまったので前半に勢いが無くなってしまい責任を感じている。
が、後半は、前からしっかり、サイドバックをうまく使おう、という今まで通りのスタイルで攻めた結果、相手チームが揺らぎ始めたので2点を確保することができた。
BIWAKO S.C HIRA/伊藤監督:
2点を取ったところまではこちらのペースであったが、PK一本で流れが完全に変わってしまった。
そこで、もう一度、後ろから展開を組み立てて挽回できるようにしなければ通用しないし、勝ち試合も落としてしまうことになりかねない。
失点した後をどうやって戦って行くかがこれからの課題だと思う。
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