KSLカップ決勝戦。バンディオンセ加古川とFC京都BAMB、過去の試合でも好敵手となる対戦カードである。
余裕を見せるバンディオンセ加古川に、いきなり京都BAMBが食い付いた形でゲームが展開。
前半4分に京都BAMB No.18 FW 桧山が単独ドリブルから右足でシュートを決める。
一方、バンディオンセ加古川は、安定性を感じさせるものの確実性を欠き、No.7 MF 濱岡のフリーキック、コーナーキックからのチャンスをいずれも逃しペースを掴めぬまま後半に流れ込む。
挽回したいバンディオンセ加古川だが、時間とともに焦りが見え始め、後半13分にNo.9 FW 河野が受けた警告からペースを乱す。
ゴール前まで攻めるもシュートが決まらず、3選手の交代も結果が出せない。
2回に及ぶPKもゴールネットを越え得点ならず。
勢いに乗る京都BAMBは、ゴール前の攻防とNo.1 GK 伊藤の渾身の守りが功を奏し、力で押し込むバンディオンセ加古川に得点を許さぬまま逃げ切り、優勝の座を手に入れた。
約150名の観客を擁した神戸ユニバー記念陸上競技場は、歓喜と拍手に包まれKSL
カップ戦の幕を閉じた。
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