ディヴィジョン1の優勝を決めるか、と期待されたゲーム。
長居スタジアムで緊迫の90分が繰り広げられた。
ラランジャのキックオフ。
極めて早いボールを回すラランジャ、フォーメーションを固めてパスを送る三洋洲本と、試合展開の作り込みは異なるものの拮抗したパワーが衝突。
早々前半2分に、三洋洲本No.7 MF 沈にフリーキックのチャンス到来。
残念ながらキーパーに阻止されるが、リーグ首位の余裕を見せ付けたスタートとなった。
その後もNo.7 MF 沈によるコーナーキック、フリーキックを重ねるがいずれも得点を得ることなく時間が流れる。
対するラランジャは、ボールの勢いをキープし徐々にゴール前に攻め上がる。
20分、三洋洲本GK浅野の前進守備を突いて、ラランジャNo.30 FW ブライアンが先制点シュートを流し込む。
ここから一気にラランジャのペースで試合を進め、三洋洲本の動きを抑え込んだまま前半を終えた。
後半2分、ディフェンスを固める三洋洲本の間をぬってラランジャNo.33 FW 下岡が2点目となる単独シュート。
静観するわけには行かない三洋洲本に、後半3分フリーキックのチャンス。
守るラランジャの弾くボールでオウンゴール。
結果は1点を取り返すが、再び圧されるゲーム展開が否めない。
7分、ラランジャNo.27 MF 奈良崎が、No.30 FW ブライアンからのアシストを受けゴール左奥に3得点目のシュートを叩き込む。
勝たなければならないというプレッシャーか、三洋洲本の動きには安定感はあるものの硬直した部分が散見されるようになり、中盤以降ミスが増えはじめた。
43分、三洋洲本No.3 DF 太田に警告が出された後、ロスタイム1分、ラランジャNo.28 FW 竹中がトドメのシュートを決め4−1でゲームの幕を引いた。
三洋洲本は、このゲームを落としリーグ優勝の可能性を先送りすることとなった。
【今日の試合について】
AS.ラランジャ京都 上田監督
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【今日の試合について】
三洋電機洲本 稲葉監督
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