Division1開幕戦第ニ試合は、アイン食品とTOJITSU滋賀FCの対戦カード。

第一試合と同じく東日本大震災犠牲者への追悼の意を込め、半旗を掲げるとともに全員で黙祷を捧げた。

TOJITSU滋賀のキックオフ。
双方ともに勢いに乗り序盤から激しく激突。前半3分、5分と早々に両チームからシュートが放たれるが、いずれも確実性を欠き得点には至らない。
丁寧に脇を固め、ジワジワとゴールにあがるTOJITSU滋賀、対するアイン食品はパワーで押し切る。
闘志が激突、たびたびの注意が促される混戦模様が続く中、ゴールを割ることができぬまま勝負を後半に持ち越すこととなる。

後半8分、アイン食品 楠本が武末に渡しながら巧みにゴール前を進み、左前から右奥へ見事なシュートを決めた。
パワーが拮抗する両チーム、このゴール以降、待望の1得点をを得たアイン食品が更に勢いを増すことになる。

TOJITSU滋賀は、田中、岡野を投入し、ミドルポジションを固めにかかる。22分には、岩田からのクリアボールを田中が受けシュートを試みるがゴールネットを揺らすことはできなかった。

アイン食品 千代原、町田にイエローカードが出される激しい試合。終盤に近づきTOJITSU滋賀の緊張が途切れた後半40分、アイン食品 町田から繋いだ浮球を受け千代原が前進したキーパーをかわし、2得点目となるシュートを流し込んだ。
最後まで粘るTOJITSU滋賀であったが、岡野にイエローカードが出され、このゲームは、2-0でアイン食品が勝点3を手に入れた。