Division1 第4節第一試合は、鶴見緑地のピッチにて見ごたえのあるゲームが展開された。

序盤から攻撃を仕掛けるアイン食品、前半10分に武末、吉居が立て続けにシュートを打つがゴール左右に外れ先制のチャンスを逃す。
直後から奈良クラブが反撃に出る。相手チームの脇を崩し、一気にゴールに攻め上がった辻村（隆）からシュートが放たれるものの得点には至らず。
その後も攻撃は奈良クラブのペースで進む。

20分に奈良クラブ三本菅に警告が出され、以降双方ともに失速感が広がった。
拮抗するパワーに、一進一退の展開。前半、奈良クラブは5本、アイン食品は6本のシュート数がそれを物語るが、0-0のまま後半に流れ込んだ。

後半も奈良クラブの勢いとアイン食品の押しのパワーが拮抗、炸裂。
後半序盤は奈良クラブのボール支配率が高く、アイン食品はゴール前の守りにウエイトがかかる。
アイン食品は、吉居から梅村への交代で攻撃力回復を図り奈良クラブは安定感のあるパスに下支えされたシュートで攻める。
テンポの早い展開が繰り広げられるものの、両者得点なく試合が流れた後半37分、チャンスを味方につけたアイン食品、フリーキックからの浮球を原賀がアタマで合わせて待望の先制。

対する奈良クラブも意地を見せる。後半41分、三本菅がこちらもアタマで合わせ追いつく。
終了間際に入り、奈良クラブ・牧が右足で決めて逆転。
しかし、アディショナルタイムも終わりにさしかかった頃、アイン食品・千代原が、ドリブルからゴール左奥に早いシュートを決め、同点。
終了間際に大きく動いた試合は2-2のドローに終わった。